素材によっては取り扱いに注意が必要
風呂敷の素材は何だと思いますか?
一般的によく見かけるのは綿かと思いますが、実は正絹、化繊、綿など素材は様々です。
特に最近、デザインの幅がより広がってきているため、できるだけデザインを美しく
見せるための素材との組み合わせも徐々に増えてきており、素材に合わせて
取り扱い方法にも違いがみられます。
お気に入りの一枚を大切に使うために、風呂敷素材別のアイロンの掛け方をご紹介します。
まずは、何と言っても風呂敷についているクリーニング表示を確認することが一番重要です。
素材も一緒に記載されています。素材が正絹の場合はクリーニング屋さんにお任せすることをおすすめします。
素材の性質上、うっかり水洗いしてしまうと縮んでしまうこともあります。
後からいくらアイロンで引伸ばそうとしても、繊維が傷む原因になるのでおすすめできません。
続いて、綿。家庭で手軽に洗える綿は、もちろんアイロンも大丈夫です。
温度表示は「綿」に合わせましょう。
次にレーヨン。正絹に馴染みがないと「これ絹?」と思うかも知れません。
デリケートなため、水洗いは避け正絹のようにデリケートに扱うのが無難です。
家庭でアイロンがけする場合には当て布をお忘れなく。
丁寧に扱うことで、美しいデザインを保ったまま使い続けることができるのです。
昔よりも風呂敷を使う頻度は少ないかも知れません。
だからこそ、毎回のお手入れを大切にしたいものですね。