風呂敷の魅力

風呂敷の生地にも選ばれることが多い素材

色んな包み方風呂敷の生地と聞くと、綿やレーヨン・ポリエステル・アセテート・正絹など
さまざまな素材の商品がありますが、モノを包むだけでなく
最近はファッションで使う人も増えているようです。

手触りが魅力の生地と聞くとシルクが代表的ですが、
この生地は高級品といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

シルク素材の質感

そのため、モノを包む目的で使うのにはあまりにももったいないと考えがちです。

そもそもシルクは、肌着や靴下などの衣類などでもおなじみですが、
肌触りがとても良いので付け心地への期待値も高まります。

ちなみに、シルクは蚕の繭から取れる天然繊維として知られていますが、
約18種類のアミノ酸が結合している繊維であり、主成分はタンパク質です。

人間の皮膚もタンパク質でできていますので、肌に対しての親和性が
非常に良いなどからも、肌触りが良く感じられるわけです。

なお、この素材は天然繊維の中でフィラメント繊維と呼ばれている長繊維などの特徴がありますが、
この特徴は美しい光沢と特有の滑らかさを再現してくれる要因になるものです。

しわになりにくい特徴もありますので、折りたたんでバッグの中に保管しておく風呂敷にも
最適な生地であることが分かるのではないでしょうか。

シルクの特徴について把握しよう

高級生地の一つとして知られているわけですが、衣類に利用されることが多い理由の中には
どのような効果があるのか、それを知ることも大切です。

美肌効果が期待されるといわれているフィブロインと呼ぶ成分、コラーゲンの主成分の
アミノ酸がバランスよく含まれている、そして保湿性が非常に高いので
滑らかな肌触りがあり柔らかい質感が特徴です。

肌との親和性も高く擦れるといったことが少ないので、肌が弱い人でも安心して使えるといわれています。

また、この素材は紫外線のカット作用が高いといわれているため、
春先から夏にかけてのシーズンにシルク素材の洋服を着ることで
紫外線の対策効果も期待ができるわけです。

シルク生地のファッション

さらに、保湿性が高いことからも肌との摩擦も少なく、これにより
静電気の発生を防止する区化を期待できます。

洋服を脱いだり着たりするとき静電気が気になる人などおすすめです。
風呂敷に利用することも、静電気が発生しにくい素材になるので
お客さんのお宅に贈呈品を持っていて手渡すときなど、手が触れた瞬間に
静電気が発生して驚いてしまう、このようなトラブルもシルク素材の風呂敷を使っていると
予防できるなど、少し高価な生地ではあるけれども風呂敷を用意しておくと便利です。